2009年8月28日
絵を鑑賞するとき、その絵が最も引き立つ位置から観ます
僕もそうしています
ある日、生のピカソの絵を見たとき
その力強さにびっくりして絵に近づき筆使いを見たくなりました
近くでみると力強いタッチで一筆一筆描かれていることがよくわかります
表面は絵の具で凹凸ができています
描かれてから何百年も経っているのにまるでさっき描いたような錯覚をします
作者が何百年か前にこのキャンパスに思いをこめたその時の様子が今蘇ります
「絵には、作者のその時その一瞬の思いが込められている」
「絵は、作者がキャンパスに思いを込めて描いたその時その場所に連れていってくれる扉なんだ」
そう思いながらその絵を魅入っていました