2010年5月7日
お釈迦様の説いた「空」の教えについて、解りやすく説いているサイトがありましたので紹介します。
ここにあるお話で驚かされることは、
お釈迦様は、はるか昔より悟りを開かれており、その時々の人生において、
修行と布教を繰り返しておられていたことです。
そのことは、法華経の如来寿量品第十六と重なる部分があります。
さらなる驚きは、日本古来から伝わる「いろは歌」は、
ここに登場するお経の部分を基に作られていることです。
いろは歌の47文字を重ねることなく真理の言葉に置き換えていることに、
神がかり的なすごさを感じます。
奈良薬師寺管主、山田法胤先生のご本にはこんなことが書かれてありました。
わずか半偈のために身を捨てるという菩薩行こそ、仏陀の前生であり、
諸行無常、是生滅法、生滅滅已、寂滅為楽の偈が日本でいろは歌に生きたのです。
「いろは歌」のこころこそ、人の百八煩悩から解き放つ大切なものとして二十一世紀の今に息づき、
人の心を支え、力づけてほしいと、切に願っております。 合掌