2010年6月6日
宇倍神社の祭神は、武内宿禰命(たけのうちすくねのみこと)です。
武内宿禰命は、第12代景行天皇から成務、仲哀、応神、仁徳の5朝につかえ、
年齢は360余歳であったこと、
また、明治32年から社殿や祭神が何度も紙幣の図案になったことから、
長寿と財宝の神として、親しまれています。
こちらに参拝して面白かったのは、
麒麟獅子に頭を噛んでもらうというお祓い。
鳥取(旧国名因幡)では、麒麟獅子での獅子舞が奉納されていて、
因幡国は別名「麒麟の王国」と言われているそうです。
この麒麟ですが、
キリンビールの麒麟です。
また、「この宇倍神社の麒麟獅子を
キリンビールの地域限定ラベルとして、販売しているので
是非ビールは麒麟で・・・」と神社の方よりPRがありました。
神社がビールの宣伝とはおもしろいです。
この麒麟、見た目は怖そうですが、
古代中国から、神聖な生き物「瑞獣」とされ、
生きた草や虫をも踏まない、慈悲の象徴であり、
仁徳の世になったときに現れるとされています。
今の時代、この仁徳の世をみなさんが望んでいます。
麒麟が現れてくれるのはいつでしょうか?