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後生の一大事

私のブログのタイトルは、「楽しく学べる人生という旅」ですが、

自分なりに過去を振り返ってみても、「楽しい」ことだけではないようです。

「苦しい」と感じるが結構ありました。

だから「楽しく学ぶ」なんてタイトルは、現実的ではありません。

ですが、観方を変えますと苦しいからこそ、「楽しく学ぶ」ように心がけるのだと思います。

浮かれ気分で苦労なく過ぎる人生など、この世には存在しないのです。

苦労することを覚悟して生れてきたようなものだと思います。

苦労を承知の上で生れて来たことを忘れてしまったものだから、

「苦しいからあきらめよう!」とか「楽になりたいから自殺してしまえ!」なんて投げやりになるのだと思います。

苦しいことは生れる前から承知の上であり、それでもいいから生れたいと思ってこの世にきてきるのです。

であるなら、苦しさをも楽しめる「学び」に変えてしまえば良いのです。

そういう意味で「楽しく学ぶ人生の旅」というタイトルを思いついたのです。

あらためて頭を整理して、今日もブログを書けることに感謝したいと思います。

それと関連するお釈迦様のたとえ話にこんなものがあります。

(浄土真宗HP転記)

釈尊が、托鉢の道中でのことである。

大きな橋の上で、辺りをはばかりながら一人の娘がたもとへ石を入れている。
自殺の準備に違いない。
娘のそばまで行かれた釈尊は、優しくその訳を尋ねられた。

相手がお釈迦さまと分かった娘は、心を開いて苦しみのすべてを打ち明けた。

「お恥ずかしいことですが、私はある人を愛しましたが、捨てられてしまいました。

世間の目は冷たく、やがて生まれてくるおなかの子供の将来などを考えますと、

いっそ死んだほうがどんなにましだろうと苦しみます。
こんな私を哀れに思われましたら、どうかこのまま死なせてくださいませ」

と、よよと泣き崩れた。

釈尊は哀れに思われ、こう諭された。

「不憫なそなたには、例えをもって話そう。
ある所に、毎日、荷物を満載した車を、朝から晩まで引かねばならぬ牛がいた。

つくづくその牛は思ったのだ。
『なぜオレは、毎日こんなに苦しまねばならぬのか、一体自分を苦しめているものは何なのか』。
そして、
『そうだ。オレを苦しめているのは間違いなくこの車だ。

この車さえなければ、オレは苦しまなくてもよいのだ。この車を壊そう』。
牛はそう決意した。
ある日、猛然と走って大きな石に車を打ち当て、木っ端微塵に壊してしまったのだ。

それを知った飼い主は驚いた。
こんな乱暴な牛には、余程頑丈な車でなければ、また壊される。
やがて飼い主は、鋼鉄製の車を造ってきた。それは今までの車の何十倍の重さであった。

その車に満載した重荷を、今までのように毎日引かせられ、

以前の何百倍も苦しむようになった牛は、今更壊すこともできず、深く後悔したが、後の祭りであった。

牛は、自分を苦しめているのは車だと考え、この車さえ壊せば、自分は苦しまなくてもよいのだと思った。
それと同じように、そなたはこの肉体さえ壊せば、苦しみから解放され、楽になれると思っているのだろう。
そなたには分からないだろうが、死ねばもっと恐ろしい苦しみの世界へ入っていかねばならないのだよ。

その苦しみは、この世のどんな苦しみよりも、大きくて深い苦しみである。

そなたは、その一大事の後生を知らないのだ」

そして釈尊は、すべての人に、後生の一大事のあることを、諄々と教えられた。

娘は、自分の愚かな考えを深く後悔し、釈尊の教えを真剣に聞くようになり、幸せな生涯を生き抜いたという。

このたとえ話は、「後生の一大事」と言われ、多くの示唆があります。

「後生」とは、今生(今、生きている間)ではなく、死んでからという意味、

「一大事」とは、容易でない事態という意味があります。

つまり、生きているうちなら乗り越えられる苦労も、

逃げる理由で自殺してしまったら、尋常でない苦しみが待っているという意味です。

そのことを知っているか否かで、「苦しさ」に対する観方が変わるのだと思います。

つまり、この世に生れて来た目的は、自らに与えた課題(困難・苦労)に対し、

逃げたり、投げやりになってはいけませんということだと思います。

いくら逃げても、更なる苦しさを味わうはめになるのであれば、

今、与えられた苦しみから逃げることなく、立ち向かうことだと思います。

そのためにも、生かされていることに感謝すべきなのでしょう。

明日をも知れぬ命ですから、今、生かされていることに日々感謝をして、

苦しさをも感謝できれば、人生を本当の意味で楽しむことができるのだと思います。

別の観点から見れば、「苦しい出来事」がこれば、

「いよいよ来てな!楽しみだな!よし、乗り越えてやるぞ!」と思えば良いのだと思います。

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