2012年9月11日
淡路島には、日本最古の神社の一つ「伊弉諾神宮」があります。
語り部さんの案内で境内をまわりました。
一の鳥居をくぐり、すぐ右手にさざれ石と国歌が奉納されています。
語り部さんは国歌の歌詞に潜む意味を話しました。
まず「きみが代は」ですが、「君」ではなく「き」と「み」に分かれているということ。
「き」は「あなた」、「み」は「わたし」、
つまり、あなたと私の世の中という意味。
続いて、「千代に八千代に」とは、「いつまでも平和であるよう」という意味。
次、「さざれ石の巌となりて」は、「さざれ石」をみればわかるように、大小の石ころが重なり合って、大きな一つの岩になっている。つまり、「このさざれ石のように一人ひとりが集まって、強い意志(石)となって」という意味。
最後は、「苔のむすまで」、「永遠に」といういう意味。
私たち日本人がどのように生きていったらよいのか?
この国歌に思いが込められているんですね。