有限会社大幸ツアー
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日吉大社

日吉大社は、およそ2100年前の崇神天皇7年に創祀された古社で、全国3800余分霊社(日吉、日枝、山王神社)の総本宮。

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大小の自然石を積み重ねた石垣がそこら中にある。

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日吉大社(大津市坂本)の西本宮の拝殿とその奥の本殿(大己貴神・おおなむちのかみ)

(国宝東本宮(大山咋神・おおやまくいのかみ)は、現在、桧皮葺屋根の葺き替え工事中・・・見学可)
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大宮川にかかる大宮橋から走井橋を望む

古事記には、火の神を産む時に亡くなった我妻イザナミ逢いたさに黄泉の国にでかけたイザナギが、

変わり果てた妻の姿におどろき、追手を振り切って命かながら逃げるお話がある。

この舞台である黄泉比良坂(よもつひらさか・・・黄泉の国とこの世の境)は、はたしてどこなのか?

伊勢ー白山道さんの記事 には、琵琶湖畔の「坂」という字がつく所だとある。

そのお話とは、

「美しい我が妻よ。そなたと作った国は、まだ作り終えてはいない。さぁ、一緒に帰ろう。」

妻の死を嘆き悲しむあまり、今一度妻に会おうと黄泉の国を訪れたイザナキは、
黄泉の国の入り口のドアを叩きながら大きな声で呼びかけます。

「あぁ、口惜しい。いとしいあなた、どうしてあなたはもっと早く来てくださらなかったのですか。

私はすでに、黄泉の国の食べ物を口にしてしまいました。

もう、元の国には帰れません。」

「我が妻よ。そんな悲しいことは言わないで、どうか私の元に帰ってきておくれ。

そなたがいないとさびしくて、この身が引き裂かれそうだ。」

「…分かりました。いとしいあなたがそこまでも私のことを思ってくださるの
であれば、黄泉の神と話し合ってみます。もしかしたら、私たちのことを許
してくださるかも。
でも、私が黄泉の神と話している最中に、この黄泉の国の中に入って私の姿
を決して見ないでくださいね。約束ですよ。」

「分かった。早く黄泉の神と話し合って、一刻も早く国に帰ろう。」

黄泉の神と話し合うために奥に入ったイザナミ。
 
 …1時間

 …2時間

 …3時間

一向に姿を現さない妻、イザナミ。

徐々に不安になり、また待ち遠しく我慢ができなくなったイザナキは、妻との
約束を破り、中の様子を伺おうと、髪からクシを差し抜いて、そのクシの歯を
一本折って、その歯に火をともし、その光を頼りに黄泉の国の中に進入し、妻
を捜すイザナキ。

「……どうか、私をこの黄泉の国から出させてください。」

遠くから妻の声が聞こえてくる。
はやる気持ちを抑えきれないイザナキは、妻の声のするほうに駆け寄ります。

「我が妻よ……うぉっ! な、なんてことだ。そなたは本当に我が妻なのか!?」

確かに妻の声を発するその姿は驚くばかり。
その口にはうじ虫が集まり、声がむせびかえり、
 頭には大雷(おおいかずち)
 胸には火雷(ほのいかずち)
 腹には黒雷(くろいかずち)
 女陰には拆雷(さきいかずち)
 左手には若雷(わかいかずち)
 右手には土雷(つちいかずち)
 左足には鳴雷(なりいかずち)
 右足には伏雷(ふしいかずち)
 の八つの雷神がその体にまとわりつく。

妻の恐るべきその姿にビックリ仰天したイザナキは、我を忘れて黄泉の国から 逃げようとした。

「どうして、約束を破り、私のこの醜い姿を見たのですか。よくも私に恥をか  かせましたね!」 そういうと、黄泉の国の醜女(しこめ)たちに命じて、逃げる夫を追わせた。

必死に逃げるイザナキ。
しかし、醜女たちの足は速く、追いつかれそうになるイザナキは、髪を束ねた 蔓(かずら)を取って醜女に投げつけると、それはブドウの実になった。
醜女たちがブドウの実を食べている間にさらに逃げるイザナキ。

それでも、ブドウの実を食べ終えた醜女たちはすぐにイザナキを追いかける。
またしても追いつかれそうになったイザナキは、右側の髪からクシを抜いて投 げつけると、竹の子になった。

またもや、醜女が竹の子をほおばっている間に逃げ続けるイザナキ。

「ハァハァハァ、出口はまだか…」 あせるイザナキを追う醜女たち。
振り返ると、醜女たちだけでなく、イザナミの全身にまとわりついていた八つ の雷神が黄泉の国の兵士をともなって迫ってくる姿が目に入る。

さらにあせるイザナキ。
絶体絶命のイザナキ。

彼は火の神を殺した、十拳剣を抜き放ち、後ろ手で振りながら逃げ続けた。

ようやく黄泉の国と現実の国との境である、黄泉比良坂(よもつひらさか)の 坂本にたどり着いた。
そして、その場所になっていた桃の実を3つもぎとり、八つの雷神と兵士たちに投げつけた。

「ぎゃっ!」

桃の実の聖なる力に驚き逃げ惑う黄泉の国の兵士たち。

「ふぅ、助かった。桃の実よ、私を今助けてくれたように、今後もこの世の人々が苦しみ悩むときに助けてくれよ。」

追っ手をまいて、一息ついていたイザナキ。

「う、うーん。ふぅ、よし、これでもう大丈夫だろう…」 黄泉の国とこの世の境目に大きな岩を置き、行き来できないようにしたそのと き、その岩のむこう、今は黄泉の国の住人になってしまったイザナミの声が聞
こえる。
 
「いとしい、あなた。どうしてこんなことをするのですか」 「そなたはもうこの世のものではないのだ。私たちはもう一緒になれない…」 「なんてことをおっしゃるのですか。早くこの岩をどかしてください!」
「ダメだ、できない。」
「ええい、いまいましい! ならば、これからあなたの国の人々を一日に千人  くびり殺してくれよう!」 「いとおしい我が妻よ、そなたがそのような振る舞いをするならば、私は一日に千五百人の人を生んでいこうぞ」

こうして、一日に千人亡くなり、千五百人の人が生まれてくるようになった。


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