2020年5月9日
F15 戦闘機
今朝、中国公船が領海侵犯しわが国の漁船に一時接近し追尾したという、ニュースが入ってきました。
(以下、記事)
日本漁船を一時追尾 領海侵入の中国公船 尖閣沖
5/9(土) 8:36配信時事通信
沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で中国公船が領海侵入した問題で、第11管区海上保安本部(那覇市)は9日、侵入した中国公船4隻のうち2隻が、付近で操業していた日本漁船に接近し、一時追尾する状況になったと発表した。
中国公船は、昨年5月にも航行中の日本漁船に接近した例があるという。
同本部によると、中国公船「海警」は8日午後4時50分ごろ、魚釣島の西南西約12キロの海上で日本漁船に接近した。漁船には3人が乗っており、海保が周囲に巡視船を配備し、海警に退去するよう無線で警告すると、離れたという。
中国船は2012年から急に尖閣諸島の領海・接続水域を侵犯しています。
海上保安庁のHP
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html
領海侵犯だけではありません。
領空へも挑発行為を繰り返しています。
航空自衛隊のHPをみると2018年度には計999回の緊急発進をしています。
緊急発進(スクランブル発進)とは、領空に侵入する恐れのある多国籍機があれば、戦闘機をその空域に緊急発進することです。
ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AB
航空自衛隊
https://www.mod.go.jp/asdf/about/role/role03/index.html
陸海で挑発を繰り返すこれらの行為を逆の立場で想像したらどうでしょうか。
日本が隣国に対しこのような挑発などする国民性ではありませんが、もし挑発行為を日本がすれば、相手は日本のような大人しい態度で治まるでしょうか。
隣国にすれば、少々、ちょっかいを出しても攻撃してこないだろうとなめているわけです。
スクランブルについては、日本の防衛力を試している向きもあります。
憲法第9条では、
第9条
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
このようにあります。
敵国から攻撃されてからしか反撃できない。
日本が平和を守れば、隣国は平和を守るのでしょうか。
隣国は日本と同様に平和を守る国なのでしょうか。
これで国民を守れるのでしょうか。
相手が先に撃ちこんできたら、全てのミサイルを迎撃できるのでしょうか。
自衛隊は24時間365日、片時も目を離さず、隣国の動向を見守っていてくれてます。
米軍の存在は大きいですが、国民に相当の被害が及んでからでないと米軍は動かないという説もあります。
このような緊迫した状況の中で盾となって護っていただいていることを国民は日々感謝しているでしょうか。
お花畑の中で暮らせていることをあたりまえだと思っていないでしょうか。
母国で暮らせない難民を人ごとのように思っていないでしょうか。
ウイグルでの人権弾圧の実態をどれだけの日本人が知っているのでしょうか。
ベストセラー作家の百田尚樹氏が先日、カエルの楽園2020を小説投稿サイト「小説家になろう」でアップされ、一旦は削除し、加筆され、再び、アップされました。
5月10日まで公開されています。
国の危機管理というのは、どういうものなのかを理解するのにとても参考になります。
日本には、残念ながら、こんな物騒な時代になってもわが家に鍵をつけなくてもよいと考えている人が多いようです。
「憲法9条を守るべきだ」と言っている人たちは、領海領空を日々脅かされているこれらの現状を知っているのでしょうか。
隣国との過去の歴史を知っているのでしょうか。
「平和は大事だ」「平和憲法を守るべきだ」という国会議員に愛国心はあるのでしょうか。
美辞麗句をいくら並び立てても、万一の時に彼らは責任をとれるのでしょうか。
お花畑の生活が今はあっても、国を失えばどうなるのかを想像してみましょう。
隣国は日本のような恵まれた国を狙っているのです。
隙があれば、彼らは間髪入れずに入ってくる体制をいつでも持っているのです。
国防・危機管理が緩めば、国は乗っ取られます。
カエルの楽園2020 5月10日まで
https://ncode.syosetu.com/n4198gf/
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