2020年6月11日
横田滋さんのご逝去にともなって、行われた横田家への記者会見を拝聴して感じたことですが、記者がこの種の質問をしても意味がないと感じました。
わが子が拉致されたこと。
北朝鮮は非道な犯罪国家であること。
子を持つ親なら、人ごとに思えないこと。
個人のことではなく国家のこととして国民が問題を共有すべきこと。
わが子の帰還を果たせずに亡くなることは無念であること。
このところ何十年も進展がないこと。
何も動いていない人が、進展していないからと言って安倍政権を批判することは卑怯であるということ。
これからも拉致問題の解決に全力を尽くすこと。
などが、記者の質問とご遺族の発言などから出てきました。
しかし、記者さんの質問はどれも意味がありません。
意味のない質問だから、それなりの答えしか返ってこないのです。
私たち国民が一番聞きたいことは何なのか。
それをまとめると次のことではないでしょうか。
・北朝鮮が拉致をした目的は何なのか。
・実行犯とされる朝鮮総連をなぜ解体できないのか。
・なぜ拉致問題を今まで解決できなかったのか。
・進展すらないのはどうしてか。
・全員を帰還させる具体的は方法にどんなプランがあるのか。
このようなことを私たち国民は知りたいわけです。
拉致された日本国民を連れ戻すためには、日本はどうすべきか。
金政権が一番恐れることは、政権を奪われることです。
日本に政権を倒す武力がないから、金政権は拉致というなめた行為をして来たし、不誠実な対応をして来たのです。
であるならば、日本はその気になれば金政権を倒す強大な武力を持っているし、行使できることが大前提なわけです。
残念ながら、憲法はそうなっていないし、軍事予算も十分でないわけです。
日本に憲法を変え、軍事大国になる覚悟がないのにアメリカは同盟国であっても協力することはできません。
トランプ大統領は、憲法を変え日本は自立すべきだと言ってくれています。
自立できるチャンスだったのに、日本はモリカケ・サクラで議論すらさせない国会議員がいるし、国民にも自覚がないわけです。
一発ミサイルを撃ち込まれ、日本人に犠牲者が出なければ、日本人はお花畑から出られないのかもしれません。
拉致問題を解決するには、日本が軍事力でも自立することしかありません。
非道国家の政権を倒す力を持ち、脅迫という外交カードを持たなければ、アメリカも協力しません。
金政権は政権を脅かすものに敏感です。
金正恩がトランプの対話を受け入れるしかなかったのは、力ではアメリカに叶わないからです。
日本もアメリカのような力を持てば良いわけです。
横田家への記者会見を拝聴して、このようなことを思いました。
横田滋氏のご逝去をきっかけに、日本が米英などの協力を得ながら、軍事的自立に向かうようになればと思いました。
(アメリカの最新宇宙兵器 神の杖イメージ)