2021年2月25日
スタンフォード大学フーヴァー研究所在籍・世界政治学など専門の西鋭夫氏の興味深い動画配信がありましたので紹介させていただきます。
動画内容は、質問に対し西先生がお答えになるという形式です。その質問の一つに日本はアメリカの属国のような戦後体制をどうしたら抜け出すことができますかというようなないようでした。西先生は今のところ方法がないときっぱり言われたのが印象的でした。
そのあと、続けれた言葉は国民が知恵を絞って、憲法を最初から作りなおすという提案でした。憲法九条を改正するのではなく、国民に募集し草案を出し合い、一から作りなおすのがいいと言われました。
私は、「なるほどな」と思いました。
「憲法九条をうんぬん」というから、かえって誤解を生むのです。
それに国民一人一人が考えることになりますから、現憲法の内容とか作られた経緯とかを国民が改めて知ることになります。戦後70年も経って、占領軍から押し付けれれた憲法が今とミスマッチになるのは当然のことだと国民の多く知ることになります。
何年もかけて国民総意の憲法をつくるのですから、野党もさすがに反対する理由を見つけられないと思います。
日本人が憲法について関心を持つ良いきっかけになります。
「そもそも、現行のように軍を持たない国家で本当にいいのだろうか」と自国のことを親身になって考える良いきっかけになるといいです。
「国民を領土を護るな」と言っている野党議員が「自国の国会議員として、本来ならあってはならない存在」なのかを俯瞰的に知るきっかけがあるといいです。
防衛省 市ヶ谷庁舎
https://www.mod.go.jp/j/publication/ichigaya/index.html
防衛省本省として、また、陸上・海上・航空の3幕僚監部、そしてこれらを更に統べる統合幕僚監部も所在する日本国防衛の中枢です。